Android-x86 8.1が公開されたから独り言
Android PのBeta2が公開されたとかなんとか。日本版のXperia XZ2 もBetaの対象なのか気になるところ。確実にAndroid Pの足音が近づいている2018年6月後半、ついにAndroid-x86 8.1が公開された。
僕は今年に入ってから頻繁にAndroid-x86 - Porting Android to x86へアクセスしていたので、この発表は嬉しいばかりだ。急遽VirtualBoxをインストールし、眠っていた仮想ディスク(Android-x86 7.1-r1)を起こした。
今回のインストーラーは(多分初めて)旧バージョンからアップグレードできるようになった。今までAndroid-x86はセキュリティアップデートすら出来なかった。その点を踏まえると将来性が大幅に進歩したように感じる。7.1-r1は昨年の夏ごろに公開されたもので、それから現在までパッチは全く提供されていなかった。2018年1月には、CPU(主にインテル)の脆弱性が発覚して大騒ぎになった。その問題のために、各OS(Android含む)にパッチが配布されたものだが、長い時間を経てついに僕のAndroid-x86も脆弱性から守られたと言えるかもしれない。
ReleaseNote 8.1-rc1 - Android-x86 - Porting Android to x86
リリースノートを見ていると、インテル/AMD/NVIDIAのハードウェアアクセラレーションに対応と書いてある。いつまでも仮想環境に籠っている場合ではないのかもしれない。VirtualBoxからGPUの3D性能をフルに発揮できないかとネットを漁ったりもしたが、成功例を見たことが無い。やっぱり実機にインストールするのがベスト!現状はそんな感じだろう。
「Android-x86をインストールした」といった記事は検索上位だとどうも3,4年前の記事が多い。情報が古いのは以前から感じていたが、最近見ていると、どうも7.1をインストールしている記事もちらほら。当たりOSなのかな、って感じる。僕は9:16のAndroidスマートフォンを使用しているが、7.0で追加されたマルチウィンドウはたまに使用している。活用例があまり思いつかないため、画面上部にYouTube、下部にブラウザという組み合わせが僕の中で独り勝ちしている。強い(確信)
いつかやってみたいことがいろいろある。
- Windows ブート マネージャーを最初に起動する状態のWindows&Androidデュアルブート(インターネット上にWindows&Ubuntuでの成功例あり)
- ハイスペックAndroid-x86マシンの制作(金欠)(Windowsとのマルチブートなら敷居は低い)
- XperiaにAOSP(ソニーはオープンソースに積極的なようで。ハイスペックなPCと不要なXperiaがあったらビルドしてみたい。)
- Androidのビルド(上記とほぼ同じだが、x86向けイメージも試したい。)
まあこんなところかな。
しまりがつかないまま終わるが最後に1つこちらの記事もよろしく。